大晦日になりましたが、、、11月にアレが出ていた

お知らせできないまま1ヶ月も経ってしまいましたが、11月27日に住宅実務者向けの専門誌、建築知識ビルダーズ(エクスナレッジ)が発売しました。

今回の特集は「AI活用術」。

この1~2年で工務店でも急速にAI活用が進んだように見えます。

ゴリゴリにAIを活用している方に比べると私は活用していない部類に入ると思います。

ブログ等の文章や挿絵が、やけにAIAIしてるのをみると、なんとなく萎えてしまうことがあります(笑)

私は、できる限り私の言葉で、皆様に届ける文章を紡いでいきたいと思いますが…

もちろん、変にこだわるつもりはなくて、設計にでも提案にでも打ち合わせにでも、道具として上手にAIを活用していければと思います。

さて、私が担当している連載「木造住宅の最先端納まり図鑑」では、

「性能と美しさを両立する開口部の納まり」として、開口部のディテールについて、事例紹介・解説

棲栖舎桂 桂山翔さんによる「建築にとけこむ造作FIX」 

前々回のビルダーズNo.61にも助っ人として事例紹介、解説をお願いしていた、三重県四日市市のスーパー工務店(このスーパー工務店という括りもどうかとは思うが)、棲栖舎桂の桂山氏を招いて、とっておきの現場造作の木製FIX窓のディテールについて記事を書いて頂きました。

棲栖舎桂は「せいせいしゃかつら」と読みます。

読み方も難しいですが、入力がかなり大変なのです。

メルマガでも何度も書いているしビルダーズNo.61のNEXTスーパー工務店のページでも紹介した通り、

もっとも尊敬する同世代の工務店のひとり。

今回掲載されているのは棲栖舎桂さんの現場を拝見させて頂いた際に、スゴい!と思っていた納まりのひとつ。

ぜひ、本を購入し、研究、しっかりと検討した上で自社の納まりに取り入れてみてはいかがでしょうか。

藤原ダイチ設計室・藤原大智さんによる「樹脂サッシのフレーム隠蔽」 

岩手県盛岡市のスーパー工務店、藤原大智氏には、樹脂サッシのフレーム隠蔽の納まりを紹介、解説して頂きました。

こちらもインスタやメルマガで何度も紹介していますが、もっとも尊敬する同世代工務店のひとり。

「独立に踏み切れたのはキクチさんの声があったから」

と言われたから責任をもって推しているというわけではなく、世の中のためにたくさん働いてほしいので推しています。

樹脂サッシの室内側フレームを覆ってスッキリ見せるという納まりは私を含め多くの設計者がそれぞれのかたちで実践していますが

すべり出し窓の操作ハンドルまで隠しているのを、藤原さんの現場を拝見した時に見てビックリしたものです。

こちらも本を購入して、ジロジロ見てみてください!

紹介している部位と別な開口部なんかも、別な機会に紹介したい素敵な納まりでした!

キクチによる「Smartwin」にさらに外壁付加断熱と乾式仕上を被せるディテールの解説 

キクチは「青森むつPH」や「青森PH(申請予定)」など、パッシブハウス実現において冬の条件が最も厳しい条件でも通用するディテールとして、佐藤の窓(Smartwin)のサッシと駆体の取り合い部の線熱橋(installΨ)を極めて少なくでき、かつ見た目にも美しいディテールを紹介しました。

熱橋解析ソフトの熱画像や、工事写真、図面などももう少し用意していましたが、ページの都合で小さくまとまってしまったので、本を購入の上、見えない部分は想像力を駆使してご覧ください。

まとめ、今後について 

本の中でも話していますが、開口部は採光、通風、風景の切り取り、日射取得&遮蔽、防水、断熱、更新など多くの機能、役割、求められる性能が交差する部位です。

設計にあたっては、それぞれ入念に検討を重ね、すまい手や社会のためにプラスになるような開口部をつくり、未来をのぞきましょう。

ところで、本誌では私の文章の中でなかなかウィットの効いたフレーズを紛れ込ませていたのですが、誰も気付いてくれないので、ここで答え合わせを。

「窓計画とは単に大きさ、配置、種類を選ぶことではなく、奥深い総合設計の領域である。おサッシの通り、筆者自身もその奥深さに戸マドい、試行を重ねている」

こういうのを自分で説明するのは恥ずかしいものですね 笑。(↑の文章のカタカナの所は本誌では漢字で書かれています)

今年も本日で終わりですが、藤原さんと棲栖舎桂さんの実作を見られたのは自分としても本当によかったです。

(他にも色々と視察・見学させて頂いていますので、いずれその話もしますね)

ゲストの2人も、私も、他にも別な納まりを紹介できますので、それはいつか別な機会に。

「とても忙しそうにしてるのに原稿の仕事してたら家づくりの仕事がおろそかになるのでは?」とご心配頂く方もいるかもしれませんが、作業としては本業の息抜きになります。

文章はスマホでも書けますので着丼を待ちながらでも、自宅でゆっくりしながらでもどこでも進められます。

自社の仕事の整理にもなりますし、私自身ゲスト執筆者にも勉強させてもらえますので、引き続き暖かく見守ってください。

今後も全国の皆さんの家づくりの品質向上を通じて、世界の幸せに少しでも貢献できたらと思います。

来年は「棲栖舎桂」という単語をPCの辞書に登録しておこうと思います。

ではでは。

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